先日ブログで記載したように
地元(愛媛県新居浜市)で行われたお祭り「
はまさい」にて
新居浜にある「えんとつ山」をモチーフにした展示を行いました。
数名のつくり手に声をかけ、それぞれの作法で
えんとつ山を題材にした作品を製作してもらいました。
以下画像と共に、それぞれのコメントを。
SEIKO(イラストレーター)
「えんとつ山のほど近くで育ったため、小学生のころは
幾度となくえんとつ山に登っていました。
遠めに見ると、小さくかわいらしい煙突ですが、
実際に上ってみて間近で見ると、
長く空に伸びた歴史の重みを感じるいびつなレンガが、
勇敢に思えます。
実際にえんとつとしての役目を果たしていたのは
ほんの数年だそうですが、今でも新居浜の街を見下ろし
私たちを温かく見守ってくれています。
えんとつ山の頂上まで、ほんの15分ほどのミニ登山。
頂上のベンチで煙突を眺めながら物思いにふけるのも素敵です。」
白晃(筆文字屋)
拝啓 『えんとつ山』 様
あなたには青空がよく似合う。
見上げるとえもいわれぬ爽快感。
あー、生きていたんだ。
ここで。
ずっと。
あなたは。
朽ちながらも。
そこには、確かに
『命』がある。
『生』がある。
朽ちていきながらもなお、それゆえの美しさを増しながら。
あなたを書きたいと思いました。
ずっと生きていてください。
そのために私たちにできることがあればおっしゃってください。
また、あなたへ会いに行きます。
新居浜へ。
Eureka+白晃+
My fragile heart
ユリイカ監修の元、白晃さんに筆と小枝と墨で絵と文字を、
それを元にMy fragile heartさんにシルクスクリーンで
Tシャツと布かばんを製作。
Eureka
新居浜に移り住み、初めて“えんとつ山のえんとつ”を目にしたとき、
「あっ、植物の塔だ!」と思わず声を上げました。
ユリイカが作る、塔をモチーフにした一輪挿し"植物の塔”のように
頭のてっぺんから植物が生えているのです。
親近感を得て、近づいてみると風化したレンガの表情の見事なこと。
経過した時間は見事にレンガの肌に刻み込まれ
何かを語りかけているようでした。
大晦日に思い立った企画ですが
とても良い展示内容となり
一日だけで撤収してしまうのが惜しい気持ちになりました。
当日は会場を訪れくださった多数のお客様はもとより、
新居浜の街づくりに深く関わっておられる方々や、
新居浜市長も足を運んでくださり
大変興味深く目を留めてくださいました。
想像以上の反響をいただきました。
みなさまありがとうございました。
ユリイカ流の街との関わり
新たな一歩を踏み出せたようです。